プロジェクト紹介

多文化、多言語の情報ライブラリーへ。FMわぃわぃの未来予想図を支えるリサーチにチャレンジ

ステップアップチャレンジ(2ヶ月)
長田区
NPO法人エフエムわいわい

プロジェクトの概要

阪神・淡路大震災後、震災関連情報を多言語で共有するツールとして始まったコミュニティラジオがFMわぃわぃです。現在、約30番組をFacebookライブ、youtubeなど4系統を使って配信しています。すべてがボランティアによる運営のため、身の丈に応じて簡単に、でも、言語、テーマに親和性のある方々に広く聴いてもらえる市民メディアになるために、どのような変化を目指していけばよいのか。

7月の1WEEKトライアルでは、現在使っているツールやそこにかかるオペレーションなどを現場で見学させてもらいながら、歴史あるコミュニティラジオの未来の形を一緒に考える課題整理ワークショップに取組みました。

国籍、言語を超えて共に同じ地域に暮らす市民の力でまちづくりを行う情報発信基地として20数年継続してきたFMわぃわぃが2020年を目標として次に目指すのが、ソーシャルチェンジ(社会変革)をテーマとしたコンテンツが多言語で展開される情報ライブラリー。自分がその時に必要とする情報やテーマを日本語以外の言語でも取り出しやすいウェブのプラットフォーム作りという構想に向けて、現在は多くの情報を集めて検討を行う土台を作ろうとしています。

今回のステップアップチャレンジでは、2ヶ月の期間の中でFMわぃわぃさんが2020年に目指しているリニューアルの姿、ありたい状態、起こしたい変化をまず理解し、それに沿ったウェブサイトの機能やレイアウト、見せ方、伝え方で参考となりそうな事例をリサーチ。今後の議論や判断に役立つ情報を揃えていくことにチャレンジします。

【成果物のイメージ】

他ウェブサイト、メディアライブラリーのなどの事例調査資料

【こんな経験をお持ちの方はぜひ】

リサーチ経験やヒアリングが得意な方
ウェブサイトなどの情報発信の企画、ワイヤーフレーム作成経験のある方
英語など外国語が出来る方(英語サイトの検索なども含む)

*上記ご経験のない方でも参加大歓迎です。

【プロジェクト期間】

10/14(日)〜12/16(日)の約2ヵ月

【1WEEKトライアルの様子】

こちらからご覧いただけます。
団体基本情報
団体名NPO法人エフエムわいわい
代表者名金千秋
所在地〒653-0052 兵庫県神戸市長田区海運町3-3-8
ホームページtcc117.jp/fmyy/

プロジェクトの進捗

進捗率100%
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2018.10.14

【初顔合わせ&ヒアリングを行いました】

いよいよステップアップチャレンジのメンバーで初顔合わせ!
今回のメンバーは4人。職種の違う企業社員3名と、大学生1人という組み合わせ。(初日は企業社員3名が参加)

エフエムわいわいは、1WEEKトライアルに引き続いての参加。1WEEKでは現状の課題整理のプロジェクトでしたが、今回のプロジェクトは2020年に向けた団体の目標・ありたい姿を理解し、参考となりそうな事例をリサーチ、今後の議論や判断に役立つ情報を揃えていくことでサポートします。

出席者3名のうち、2人はプロボノ初参加でしたが事前資料の読み込みはばっちり、打合せが始まるとすぐ、プロジェクトの内容のすり合せ・今後しなければいけないことの整理をしていました。

午後はFMわぃわぃの方々を迎えてのヒアリング。団体の成り立ちから想いにいたるまで詳しく話してもらい、質問等を行いました。
これからオンラインでの打合せや現場訪問などを行い、中間報告へ向けて活動していきます!

2018.10.23

【今後に向けてのミーティング】

中間報告・最終報告の目標設定と、10月27日に現場訪問する際のヒアリング内容についてミーティングを行いました。

11月18日の中間報告会までは、FMわいわいの理念、現在抱えている課題や今後目指す姿について、団体側との認識をすり合わせていくということになりました。その後、後半1ヶ月で成果物を検討する予定です。

27日の現場訪問では、団体の方に加えて、複数の番組の出演者にお話を聞くことができそうなので、出演者から見たFMわいわいの姿についてもヒアリングをしようということになりました。

2018.10.27

【現場見学&ヒアリングを行いました。】

ラジオの見学と、エフエムわいわいの関係者や番組出演者に対するヒアリングを行いました。

ラジオの見学は、「AFRICA TODAY」の公開生収録ということでしたが、担当の方が遅れてしまったため、急遽プロジェクトメンバーも参加することに。ラジオの収録を肌で感じることができました。

収録後、まず代表理事の大川さんにヒアリング。プロジェクトの進行に必要な情報を質問し、丁寧に答えて頂きました。その後、兵庫高校OBの番組「ゆうかりに乾杯」の関係者、パンフレット作成時のレイアウトを担当している方に、現在のWEBサイトで感じていること、エフエムわいわいとはどんな存在かなどについてお話を伺いました。

2018.10.30

【現場見学の情報共有と今後の課題】

4回目の集まりにして、初めてチームメンバー全員がそろってミーティングを行うことができました。

まず、10月27日の現場見学とヒアリングについて、参加できなかったメンバーに情報共有。実際に見て、聞いて感じたことを話し合い、団体に対する理解のすり合わせをしました。

そして、中間報告に向けてこなさなければならない課題を出し合いました。中間報告では、WEBサイト改善に向け、まずは団体の強み・弱みや、改善点を洗い出して発表することにしました。

2018.11.06

【現状分析と中間報告会のアジェンダ打ち合わせ】

今回は前回のミーティングで出た課題をそれぞれがこなし、その結果をもとに中間報告会をどのような内容にするのかを話し合いました。
まず、現状のウェブサイトについての問題点・改善点の洗い出しを行いました。それぞれ感じたことは共通する部分も多く、どうすればより使いやすくなるのかを話しました。団体についての強み・弱みの現状分析も行い、中間報告会の内容をブラッシュアップしました。

2018.11.18

【中間提案ミーティングを行いました】

2ヶ月のプロジェクトであるステップアップチャレンジ の開始から1ヶ月が経過し、団体の代表理事の方へ中間提案を行いました。
課題の整理からはじまり、現状の強み・弱みなどの分析、最終成果物作成に向けての提案等を盛り込みました。代表の方が赤ちゃんを連れてきており、和やかな雰囲気のもと、こちらのメンバーの報告をじっくりと聞いてくださいました。
報告の中で浮かんだ、団体の内部調整が必要なところは持ち帰っていただき、次回の打合せで最終報告・成果物作成に向けてすり合せを行う予定です。

2018.12.01

【成果物作成に向けての第一歩!】

中間提案のあと、団体の方々と更なる調整を行い、具体的な成果物作成に向けて動き出しました。

まず、団体の方と調整した内容の振り返りをしました。
団体の方と話し合う中で、Webサイトの目的である「何を伝えたいのか、誰に届けたいのか」が明確になり、現在のWebサイトに掲載されている各番組をグループ化、タグ付けすることにより、その目的の達成へより近づけるのではないか、ということになりました。

早速番組を洗い出し、大きく5つのグループに仕分け、さらに細かいテーマ(タグ)を設定し、どの番組がどのグループ、タグに位置づけられるのかを話し合いました。これをまとめたものを成果物の一つとして提案します。

また、改善点として、
1) 団体が何をしているのか、一目で分かる情報があるといい
2) 番組の聴き方がわかりづらいので、手順をわかりやすくまとめた情報を掲載するといい
ということが挙がり、この2点についても成果物として提案することにしました。

2018.12.08

【「FMわぃわぃとは?」パンフレット案を考えました】

成果物のひとつとして提案する、団体が何をしているのかが一目で分かるような、パンフレット案の作成に取り掛かりました。
前回のミーティング後、パンフレットに記載する項目をパートごとに分けて、それぞれが文章の素案を考えるということを宿題にしました。それを材料に、メンバーの一人がレイアウトを作成。プロジェクターに映しながら、「この文章はどの位置がいいか」「この部分にはこんな写真をいれようか」など、意見を出し合いました。レイアウト作成のアプリケーションに慣れたメンバーが、パパッと形にしてくれて、あっという間に完成に近づきました!

2018.12.16

【成果物の完成に向けて】

団体の代表と、最後のすり合せを行いました。冒頭に代表が、パンフレットの案を見た際に本当に感動したと言ってくださり、思わずメンバーも笑顔に。パンフレットの写真を選ぶ際、団体の方がそれぞれの写真にまつわるエピソードなどを話してくださり、FMわぃわぃの活動が本当に多岐に渡るものなのだと改めて感じました。

見やすいパンフレットになるよう、文章も簡潔でわかりやすいものを目指して確認し合いました。新たに載せたい写真が見つかったので、団体からの提供を待って完成させ、最終成果物として提出します。

2018.12.16

成果共有会の様子

2018.12.23

【FMわぃわぃメンバー9名の前で最終提案会】

最終報告会の出席者は、代表理事だけでなく、事務局スタッフ、各番組の担当しているクルーなど総勢9名が集まる中、たかとりコミュニティセンターで行われました。

今までの経緯や分析の視点を踏まえて、ウェブサイト内の番組のグループ分け、ハッシュタグの設定、それを基にしたパンフレット案などを発表しました。

※発表中の動画が FMわぃわぃのページで公開されています。
https://www.facebook.com/fmyy778/videos/277449919633378/

FMわぃわぃメンバーからは、
「パンフレットはすぐにでも使っていきたい!」
「2か月間という短い期間の中で、自分達のことをこんなに深く理解してくれたことに驚きと感謝!」
「この提案をより具体的に実装するためにも、引き続き繋がって頂けると嬉しい!」
などたくさんの感想とコメントが出ました。

ブリッジメンバーも多様な繋がりを生み出すFMわぃわぃの引力によって、
「ラジオミキサーやってみたい…!」
「子育てや女性の働き方、地域での居場所づくりなどについて、一度FMわぃわぃの方々と話し合いたい…!」

など今日からまた新たな展開が生まれそうな1日となりました。

プロジェクトの成果

FMわぃわぃを知ってもらうために!奔走した2ヶ月

FMわぃわぃのプロボノチームは、メーカーや企業で働く3人、フリーランス、学生の計5人で結成されました。初めに集まった際、それぞれがFMわぃわぃのことを0から知るところからだったので、「どういう団体なんだろう?」と少し不安も。その後、何度か活動現場へ足を運び、代表の方やFMわぃわぃの活動へ実際に関わっていく中で、「実際に訪れると、魅力がよくわかった」「訪問前に確認するのはWebサイト。コンテンツが整理されていないせいでわかりづらいのでは?」ということを、少しずつ感じていくようになりました。

当初、団体側の成果物イメージとしては、「今後Webサイトをリニューアルする際に、参考になる他サイト、メディアライブラリーのなどの事例調査資料」となっていましたが、プロジェクトの前半で現状分析を行い、中間報告会では「番組コンテンツのグループ分け・タグ付け」「団体の概要がわかるパンフレット」「番組の聴き方マニュアル」を成果物とすることを団体側と調整しました。

プロジェクトの後半では、成果物を作成するため、各自で作業〜集まって調整、を繰り返しました。形になるころには、メンバー同士の仲もすっかり深まり、最終報告まで一気に駆け抜けました。

最終報告会では、団体側と最終調整を行った上で、最終プレゼンを行いました。代表の方にも大変喜んでいただき、「FMわぃわぃのしてきたこと、しようともがいていること、いいことやってたんや!って、外の人だった5人が証明してくれた」と、FMわぃわぃの会員向けメルマガでもお伝えしてくださいました。また、報告会の帰り道には、メンバー同士で「毎週の仕事や学校の合間の時間を縫って、この2か月間してきたことが相手の団体さんにこうして満足してもらえたのは、本当にやりとげられてよかった」と話していました。2ヶ月間、本当にお疲れ様でした。