プロジェクト紹介

コミュニティラジオらしい最適な配信ツール選定、ファン獲得のアプローチの課題整理にトライ!

課題整理ワークショップ
長田区
NPO法人エフエムわいわい

プロジェクトの概要

エフエムわいわいは、阪神・淡路大震災後、震災関連情報を多言語で共有するツールとして始まったコミュニティラジオです。現在、約30番組をFacebookライブ、YouTubeなど4系統を使って配信しています。

すべてがボランティアによる運営のため、身の丈に応じて簡単に、でも、言語、テーマに親和性のある方々に広く聴いてもらえる市民メディアになるために、どのような変化を目指していけばよいのか。現在使っているツールやそこにかかるオペレーションなどを現場で見学させてもらいながら、歴史あるコミュニティラジオの未来の形を一緒に考える課題整理ワークショップに挑戦します。

【成果物のイメージ】

抽出された課題と優先順位が分かる資料

【プロジェクト期間】

7/21(土)〜7/28(土)
「一歩踏み出す 1WEEKトライアル」として実施されます。

現場見学について

【イベント名】番組放送経験とスタッフヒアリング
【日時】7/21(土) 12:00-13:00
【場所】たかとりコミニティセンター(長田区 最寄駅:山陽本線鷹取駅)
【内容】ワンコイン番組
生番組に実際に参加、配信ミキサーCrewが現在の配信系統について説明ならびに理事(技術担当)の緒方さんが現場のオペレーションの様子や感じている課題などについて話します。

【イベント名】現場見学
【日時】7/25(水) 19:00-20:00 Latin-a
【場所】たかとりコミニティセンター(長田区 最寄駅:山陽本線鷹取駅)
【内容】FMわぃわぃの中でも定住ラテン人には必要不可欠な情報番組として長年続くラテン系コミュニティの番組のライブ配信の様子を見学できます。
ただしこちらの番組では、技術的な話のできる担当crewはいませんので見学のみです。
団体基本情報
団体名NPO法人エフエムわいわい
活動開始時期 1995/平成7年1月
代表者名金千秋
所在地〒653-0052 兵庫県神戸市長田区海運町3-3-8  たかとりコミュニティセンター
ホームページhttp://tcc117.jp/fmyy/

プロジェクトの進捗

進捗率100%
最新の進捗を見る
2018.07.21

【地元で愛されるコミュニティラジオの未来を考える】

1WEEKトライアル1日目、メンバーの4名が集まり、早速エフエムわいわいのスタジオへ。参加メンバーはITエンジニアの方、看護師の方、音響・放送設備メーカーに勤める方、公務員の方と多岐に渡ります。番組放送体験として、毎週土曜12:00〜放送中のワンコイン番組(生放送)に出演しました。

緊張した面持ちでマイクの前へ。1人ずつ自己紹介をし、番組進行の金さんからの質問に答えます。1WEEKトライアル参加への動機や想いを発信し、メンバーの士気も高まります。神戸ソーシャルブリッジや、プロボノについても番組内でご紹介いただきました。

番組が進むにつれてメンバーの表情も徐々に柔らかくなり、最後には全員笑顔。出演者の気持ちがわかる、貴重な経験になりました。

番組出演体験の後は、エフエムわいわいの運営、放送の方法や、課題、改善点、目標等についてお話を伺います。自らの経験や強みを活かす方法はないか、メンバーは真剣な眼差しでレクチャーを受けたり、質問をしたりと、課題整理へのヒントを探りました。

最後にエフエムわいわいが所在する、たかとりコミュニティセンターのオリエンテーションに参加。阪神・淡路大震災当時の神戸在住外国人の様子、エフエムわいわいの前身となるFMユーメン、FMヨボセヨの立ち上げ当時の様子を学びました。

番組への参加やレクチャーから、スタッフの皆さんの番組に対する熱意や愛情を感じた1日でした。

★メンバーが出演した番組は、YouTubeにて視聴可能です。
https://youtu.be/9yCJZr0S1C8?t=4m57s

2018.07.25

【地元で愛されるコミュニティラジオの未来を考える】

スペイン語ラジオ番組 Latin-a の放送現場を2名のメンバーが見学しました。放送内容は、熱中症対策、花火の情報、そして行政書士の先生のお話。リアルタイムで視聴者から質問を受け、回答する場面もありました。スペイン語が飛び交うスタジオ、言葉はわかりませんが、2人は気づいたことをメモしながら出演者のやりとりを聞いていました。また、前回は出演者として番組に関わりましたが、今回は一視聴者として番組を見ることで、現場の熱気や緊張感に改めて気づくことができたようです。

見学後、「日本で暮らすスペイン語話者にとって、日常生活に有益な情報が満載の番組だった」、「リアルタイムで質問や回答のやりとりができるのが魅力的だった」と感想を話し合いました。今回の見学ができなかったメンバーにも、今日スタジオにて感じたことを伝え、より良い提案に繋げていきます!

2018.07.28

【エフエムわいわいの番組を一人でも多くの人に届けたい!】

1WEEKトライアル7日目のエフエムわいわいチームは、団体の代表理事、千秋さんへのヒアリングからスタート。

「情報を必要としている一人でも多くの人に、有益な情報を伝えられるメディアでありたい。」「簡単にアクセスできる、身近なメディアでありたい。」、エフエムわいわいさんにとって少しでも役に立つ最終成果物を作りたいという思いから、まずは改めて活動をする中で団体が大切にしていることについて確認しました。

これを軸に、チームは最終提案の準備に着手。収録スタジオの現場見学や、これまでのヒアリング内容で得た情報を、普段の仕事で培った整理術を用いてホワイトボードに整理し、分析。日本在住の外国人の方に聞いてよりもらいやすい配信ツールと、エフエムわいわいさんの存在をその方々に向けてPRする方法について検討しました。

いよいよ明日8/2は団体さんへの最終提案。なんと、プロボノチームの熱いプレゼンは電波に乗ってエフエムわいわいのリスナーさんにお届けされる予定です! みんなに届け、この想い!

2018.07.28

成果報告会の様子

プロジェクトの成果

【生放送番組でチームからの提案発表】

1WEEKトライアル最終日から5日後、メンバーは再びエフエムわいわいのスタジオへ赴き、チームで考案した提案を発表しました。なんと、特別に生放送の番組を設けていただき、番組内で提案を行いました。

発表ではパワーポイントを用い、計14枚のスライドを作成しました。提案内容は、
(1)ファン獲得のため広告戦略を考える
(2)配信ツールを簡素化する
の2つです。


(1)ファン獲得については、日本に来た外国人をターゲットに絞りました。せっかく便利で役に立つ番組ばかりなのに、視聴率が伸び悩んでいるなんて、もったいない!と、メンバーが考えた案は以下のものです。

  • 外国人が集まりやすい場所でのビラの配布
  • エフエムわいわいのwebサイトに掲載するイントロ動画の作成
  • SNSの活発な利用
  • パーソナリティー同士や他のNPOとのコラボの実施等

チームメンバーも今回のプロジェクトをきっかけに、知人友人にエフエムわいわいを紹介、宣伝したそうです。


(2)柔軟な配信ツールについては、多忙なスタッフが使いやすい便利なツールを提案しました。

・映像配信は、YouTubeに絞る
(メリット:ストリーミング、アーカイブ、ユーザフレンドリー)
・音声配信は、note、Podcastを利用する
(メリット:パケット消費が少ない、話題性に富む、バックグラウンド再生可能)

「収録を容易に行いたい」、「音声・映像配信を両立したい」といったスタッフの皆さんの声から生まれた提案でした。


生放送も2回目となれば慣れたもの。メンバーの皆さんはリラックスした状態で成果物の納品を行うことができました。番組放送後、パーソナリティの金さんからの「このご縁を大切に。これからもエフエムわいわいを応援してください」との言葉に、メンバー全員が笑顔で頷く姿は、とても輝いていました。

ブリッジメンバーに1週間の感想を尋ねると、
「自分にも出来ることはたくさんある(他の人とは違う強みがある)と知り、自信を持つことができた」
「普段、会社で組織として社会貢献する機会はあるが、一個人として社会に貢献出来ることを実感した。今後もこのような活動を続けていきたい」
「エフエムわいわいとも、ブリッジメンバーとも、1WEEKトライアルに参加しなければ出会うことがなかった。人と人との繋がりや出会いの大切さを学んだ」
と、充実した1週間を過ごすことが出来た様子でした。

★メンバーが出演した番組は、YouTubeにて視聴可能です。
https://www.youtube.com/watch?v=a2ISYheNRE4

エフエムわいわいのWebサイトにも記事を掲載いただきました。