ソーシャルビジネス*と神戸ソーシャルブリッジの可能性

*ソーシャルビジネス:社会課題解決を目的としたビジネス

※本レポートは、2019年2月9日開催の神戸ソーシャルブリッジフォーラム、パネルディスカッションでの登壇内容をもとに作成しています。

時系列でみるソーシャルセクター*の「進化」

 

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*ソーシャルセクター:政府・行政、企業に次ぐ、第3のセクターと呼ばれる非営利組織のこと

(嵯峨)1995年には阪神・淡路大震災があり、ボランティア元年という風に語られている年であります。初めてのボランティアが復興の現場に駆けつけたことから、ソーシャルセクターの新しい時代が始まったということもえるのかと思います。

そして1998年にNPO法(特定非営利活動促進法)が設立されました。ボランティア組織が法人格を持てないとなると助成金、行政との契約関係、財産をどのように維持していくのかなど、社会的な地位を継続しにくいことから、法人格をしっかり持てるようにしていかないといけないのではないかと、復興の過程の中でこういったニーズがあり、法律ができました。

その後社会は大きく変化していきました。2002年経団連の企業行動憲章制定、CSR(企業の社会的責任)という言葉がかなり色濃くなった憲章です。企業も株主に利益を配当する、行政に税金を払う、社会の幅広いステークホルダー、いろんな人たちに向けて責任を負っていくことを明確にしたものです。それ以降、会社にCSR推進室やCSR室などのセクションができ、企業も社会的責任をといったことが広まってきました。

嵯峨

嵯峨

2005年前後、社会起業家という言葉も広がってきました。ソーシャルビジネスと呼ばれるビジネスの手法を用いて社会的課題を解決する人たちが出てきました。2010年はプロボノ元年と言われていますが、元々弁護士など一部の業界の人に知られていたプロボノという言葉が、日本でも幅広い業界・人たちに少しずつ知られるようになりました。テレビでいうと、クローズアップ現代やワールドビジネスサテライトなどマスメディアにプロボノという言葉が取り上げられるようになったのも2010年です。

それから更に進みますと、2015年には国連総会でSDGsが採択されました。2030年に向けて持続可能な開発をということで、企業も行政も、あるいは市民セクター、ソーシャルセクターなど様々なセクターが手を取り合って、社会課題の解決を目指して行かないといけませんよと、国連が世界共通の目標として定めたものがSDGsです。国連が声をかけることによっていろんな企業が少しずつ動き出していますし、行政も地域づくりの中でSDGsがキーワードになっていったり、NPOも意識をして取り組みをしたりしている、いろんな人の動きが出てきています。

2018年はNPO法制定から20周年、NPOの成人式になります。ソーシャルセクターが、若くて元気でもっともっと成長していける、そんな段階にきているのかなと思います。

能島さんはNPOセクターの中で、2000年に子ども向けの学習支援の活動を始められたわけですが、ソーシャルセクターとしての流れや、ソーシャルビジネスの可能性について少しお話をしていただけたらと思います。

ソーシャルセクター、ソーシャルビジネスについて

 

能島さん

能島さん

 

(能島さん) 神戸で、ソーシャルセクターやソーシャルビジネスをお話しする上で、まず1995年の阪神・淡路大震災から話を始めないとならないと思います。私自身も神戸で生まれ育って、神戸で被災しました。当時大学生で、子どもたちの支援をしようと勉強を教える活動をしたり、キャンプのような野外活動をする活動をしたり、大学生のボランティアとして活動していたのが一番始めです。

私たちは2000年にNPO法人の法人格をとりました。ソーシャルセクター、ソーシャルビジネスの20数年について話をしていくと、神戸の中では、まず阪神・淡路大震災以後に、いろんなボランティア団体が生まれました。当時いろんなボランティアのみなさんが集まってくれましたし、義援金も寄附もたくさん集まりましたし、基金なども創生されました。

助成金をもらいながら活動している団体も、まあまあたくさんありました。しかし、少しずつ時間が経つにつれて、大きな助成金なども区切りになって、助成金だけでの活動がなかなか難しくなってくる状況が生まれつつありました。そんな中で、神戸ではコミュニティビジネスという言葉が生まれ始めたのかなと思います。

神戸で、コミュニティビジネスが少しずつ広まって来たのが90年代の後半ぐらいです。ソーシャルビジネスは、社会課題をビジネスの手法で解決することを言いますが、コミュニティビジネスもその中の1つだと思っていただければと思います。コミュニティビジネスは、コミュニティの課題をコミュニティの資源を活用しながら解決していくビジネスです。1990年代の後半から2000年代前半にかけて、地域の中でコミュニティビジネスがたくさん生まれてきました。鷹取の多言語センターFACILはまさしくコミュニティビジネスというところからスタートしているかと思います。整理すると、1995年からボランティア活動が始まり、2005年からコミュニティビジネスに転換していき、全体的にソーシャルビジネスとして広がりつつあるのかなと思います。

まなびとの紹介、現在の課題、ありたい姿

 

中山さん

中山さん

 

(中山)「まなびと」が立ち上がったのは、2014年です。まなびとは、学ぶ気持ちを育てるということをテーマに、人の何かしたい、学びたいという気持ちを、地域の人と人との関わりの中から生み出していくことを大事にしている団体です。「子ども」以外にも、外国人の方の支援も行っています。

放っておくと孤立してしまいがちな方が地域社会の中で人と関わって生きていくためには、第三者の助けや、場所が必要です。そういう場を設定して、地域の中の困っている人たちを巻き込んでいこう、巻き込んでいくことで地域の中の普通に暮らしている方々も外国人と関わることができる、子どもと一緒に遊べて楽しいなどの経験を手にすることで、みんなが豊かになっていく場作りを行っています。

元々ソーシャルビジネスという形を意識して始めたわけではなく、最初はNPOという仕組みに憧れて始めました。人として当たり前のことをしようとしたとき、お金を追いかけてしまうと省かれてしまうものがあると感じました。法律や区分などでどうしても切り捨てられる人がいますが、自分はそういう人たちに目を向けています。そういう人たちが巻き込まれて、社会の中で役割を担っていく仕組みができないかを考えて、始めたのが、「まなびと」の活動です。

最近になって少しずつ団体の規模も大きくなってきています。助成金や補助金などを活用しながら、ビジネスとしてうまく運営していかないといけないのですが、いただけるところからお金をいただきながら、持続可能な仕組みを作り、みんなが真似できる活動にしていくことをミッションに活動しています。

今現在の課題は、お金を回していくときに必要となってくる会社の経営力や事務作業などの、普通の企業であれば当たり前にあるスキルがNPOには不足していて、まなびとも例外ではないという点です。

 

プロジェクト終了後、成果物の活用について

 

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(中山さん)活動をわかりやすく伝えるための資料がソーシャルブリッジの成果物で、たくさん使わせていただいています。12月にステップアップチャレンジが終わってから、人前で話す機会は10回以上あったのですが、その回ごとにアレンジして内容を変えて資料を使えるようになりました。今までは同じものを使いまわしするしかなかったのが、ポイントを絞って「ここをこうしたら時間内に伝えたい事が伝わりますよ」と、フィードバックも含めていただけたことが大きかったなと思っています。

普通の会社ではなくNPOとして活動していることをみなさんに理解していただいた上で、時には厳しいことも言っていただけたと思っています。

 

神戸ソーシャルブリッジ参加後の団体同士のつながり

 

北山さん

北山さん

 

(北山さん)NPO法人アイ・コラボレーション神戸の北山と申します。1WEEKトライアルに参加しました。そこで団体交流という場を設けてもらい、株式会社フードピクト(NPO法人インターナショクナル)の菊池さんと名刺交換させていただきました。当団体のプロジェクトでは、障がいをお持ちの方向けの、ホテルサービスのバリアフリー情報の収集を行って、それをチェックリストにするという内容で参加させてもらったのですが、インバウンドの方向けのピクトグラムを扱っているインターナショクナルさんと一緒に新しい表示を作ることに取り組む新しい連携が始まっています。

神戸ソーシャルブリッジ参加者アンケート結果紹介

 

(嵯峨)NPOや地域団体などの事業の安定化・仕組み化や、現在ソーシャルビジネスをしている方の活動を更に伸ばして、可能性を広げていくために、外部からプロボノとして関わってくれる人たちに集まってもらって団体の基盤強化をしていこうというのがソーシャルブリッジの目指すところです。2018年度は20代~60代の幅広い年代の、企業にお勤めの社員の方、行政職員の方、シニア世代、学生の方が参加されました。延べ79人の方が、17のプロジェクトに参加しました。

 

 

プロジェクトのアンケート結果を一部ご紹介すると、参加をしたブリッジメンバーからは、ソーシャルセクターNPOやソーシャルビジネスのみなさんに関わったことで新しい視点と刺激を受けたという方が総合で97%、人脈が広がったという方が92%、社会課題の共有や解決にブリッジは有効だと思う方が99%と、かなりの方が仰っていることがわかります。また面白いのは、仕事やその他新しいことにチャレンジしたい意欲が湧いた88%、仕事に対するご自身の視点や視野の広がりの印象だけではなく仕事にも意欲が湧いたという風に答えていただいています。

(能島さん)ブリッジメンバーのみなさんが携わったNPOなどの団体は、まさしく目的意識が明確でないと始められないので、自分は何のために仕事をしているのかがダイレクトに伝わってきますし、社会的な課題や目の前の課題に対して、解決したい目標が明確にあります。何でもやらないといけない状況というか混沌としている状況の中で、自分たちのポジションを見つけ出していく、仕事を見つけ出していくところが刺激になっているのかなとこのアンケートを見ていて思いました。

 

西岡さん

西岡さん

 

ブリッジメンバー参加のきっかけ

(西岡さん)生活財メーカーでオムツの開発などを行っています。元々、社会貢献やソーシャルビジネスに興味があったのですが、仕事をしながら子育てもしているので、物理的にボランティアが厳しく、とりあえず知識だけはと思い、図書館でいろいろ本を読んでいたときに、嵯峨さんのプロボノの本を偶然見つけました。

それで仕事をしながらでも、ボランティアで地域に貢献できるという仕組みを知って、「これはやらなきゃ」と思いネットで「プロボノ、神戸」と検索したら、このソーシャルブリッジが出てきて、ちょうど2ヶ月のプロジェクトがあるということで申し込み、今ここにいるという流れです。ボランティアをしたい気持ちはあっても、ボランティアに行くことが恥ずかしかったりすることもあると思うのですが、自分の仕事のスキルを活かして社会貢献できるってかっこいいし、やりがいがあります。実際職場でも「プロボノっていうものがあってね、仕事のスキルが活かせてすごくいいよ」と広めています。ボランティアのとっかかりでプロボノがあるっていうのは社会人にとっていい仕組みだなと思いました。

私は、技術職のプロジェクトマネージメントやデータの分析を普段やっているので、これをどこまで活かせるのか半信半疑でしたが、実際リーダーをさせてもらって、仕事のスキルが団体の問題に対して有効に使え、自分のスキルの棚卸しができました。いろんな学びを得られたので、私はとてもよかったなと思っています。

プロジェクト中は正直忙しかったですが、自分のモットーに「やらないで後悔するより、やって後悔」というのがあるので、どっちにしても後悔するのであれば一歩踏み出してやってみてから考えたいなと思いました。ここに来られている方はみなさん、何か一歩を踏み出したくて来られていると思うのですが、同じような思いを持っているのではないかなと思います。

 

ボランティア経験について

(西岡さん)子どもの保育園の役員会に入ったり、息子の少年野球のお手伝いをやっていたりはしていました。ただ仕事ではなかなか地域とつながることはなくて、そこで地域のつながりを考えたときに、もっとそういう基盤って強くしていかないといけないなと感じていたのですが、どうしていいかわからないということがずっとありました。

 

プロジェクトでの気づき・苦労した点

(西岡さん)チームメンバーは、お互いのことも団体のことも知らない、初プロボノの方もいるという状態でゼロ尽くしのスタートでした。週に1回、オンラインや対面のミーティングをして、まずは理解するところから始めました。団体の活動を理解する、与えられた課題を理解する、団体関係者のヒアリングの内容を理解する、それを元にチームメンバーの間で、情報共有しました。

みんな社会人で忙しく、なかなか会えないので、参加できない方には次のミーティングでおさらいをするように、チーム間の理解の差をできるだけなくして、いい意味で忖度しないでコミュニケーションをとるようにしていました。とはいっても、初めの数回は混沌として話が堂々巡りになることもあったのですが、1ヶ月経ったころにはお互いに「こういうことをしなくちゃいけない」などアイディアがたくさん出て、残りは全速力で走っていけました。

 

参加後の仕事の変化

(西岡さん)仕事では、だいたい背景を知っている者同士だったり、言語を知っている者同士だったりで始めていくことが多いのですが、これから会社で仕事をしていくにしても、ゼロから仕事を進めていくこともあると思うので、今回の経験でまずお互いを理解してお互いが何をできるのかをすりあわせていくプロセスは、プロボノだけではなく普段の仕事でも活かせるのではないかと思っています。

(嵯峨)これからの時代、いろんなセクターの人や社内のいろんな人達とプロジェクトをしていくことは増えていくと思います。そういった場面でどうやってリーダーシップを発揮してみんなを盛り上げていくか、課題解決に向かっていくか、こういうスキルは、ビジネスパーソンにどんどん求められていくものじゃないかと感じています。

 

外部から提案を受けるときの団体の受け入れ方について

(能島さん)外から人を受け入れたり、中から人が入ったりする場合、双方に通訳をするような役割の方がいるかどうかって大事だと思います。企業側の言葉を、NPO向けに通訳したり、NPOの言葉を企業の言葉にしたり、そういうことが必要かと思います。NPO側の準備も必要ですし、入っていくプロボノのみなさんの準備もそうですが、間に入っていく人の存在も大事なんじゃないかなと思います。

(嵯峨)プロジェクト初期の段階で現場に触れる、話を聞くことを重視する、団体のことを理解した上で提案をしてもらえると、提案を受ける側も響きますよね。

神戸のこれから、ソーシャルビジネスやソーシャルブリッジの可能性について

 

 

(中山さん)神戸生まれで、震災は10歳のときに西区で経験しました。NPOを立ち上げる直前に東遊園地で行われた1.17のつどいに初めて参加して、震災をテーマにずっと活動を続けてこられた方がいることにも驚きました。見えないところで支えてもらったからこそ、神戸での生活があると感じました。

その上で、神戸で活動している身としては、神戸はとても可能性のある街だと思っています。現在50人いるスタッフのほとんどは大学生です。それだけたくさんの大学生を迎えられたのは、神戸にそれだけ多くの大学があるというバックグラウンドがあるからです。関わっている外国人も50人いますが、神戸がそれだけ国際都市で外国人を受け入れる素養がそもそもあるからで、それだけ魅力のある、可能性のある人材が揃う都市はなかなかないのではないかと思っています

様々な方が集まるからこその課題もありますが、その課題を1つ1つクリアにしていくことで神戸が1つ進んだ取り組みを持っている都市として見られて、またそこに人が集まってくるという循環ができてくるのではないかと思います。

(西岡さん)親が家庭の外で活躍しているところを子どもたちに見せることは、会社員にはなかなかできませんが、プロボノを通じて見てもらうことができました。子どもも学校では学べない「社会」や「ボランティア」を現場で見ることができ、プロボノのフィールドワークを肌で感じるものもあるのではないかと思います。

もう1つは、私もプロボノをする前はNPOの方との接点はほとんどありませんでしたが、神戸ってとても多様な街で、国際交流をやっているところをはじめ、いろんなジャンルのNPOがあるので、いろんなNPOがコラボレーションすると面白い化学反応が起きるのではないか、そしてこれが神戸でできたら神戸らしく素敵なんじゃないかなと思います。

(能島さん)神戸の魅力の1つは多様性だろうなと思います。多国籍・多文化でもあるし、都市部もあるし、農村部もある。それぞれの中にそれぞれの課題がある。それが都市の魅力になっているのが神戸なのかなと思います。多様であることや複雑であることは、非効率の部分もあるかもしれないけど、これからの社会を考えていく上で、多様で複雑であることが豊かさにつながっていくと思いますし、多様性、多文化であることが、街の中で大切にされることが大切と思います。

もう1つは神戸の街が持っている神戸らしさを考えたときに、新しいことにチャレンジすることにあまり躊躇がない、新しいことを取り入れることに対して受容的であるという文化があるのかなと思います。国際都市神戸という背景もあるのかもしれませんが、新しいことにチャレンジしてみる、取り入れてみる、ぜひやってみようという風土がこの街の中にはあるのかもしれないですね。例えば神戸市は、公務員の副業の話がでてきていますけれど、いろんな働き方があるのだと多様性を認める地域であったり社会であったり、新しい考え方をとりいれていく文化がこの街を元気付けていくのかなと思います。

(嵯峨)多様で複雑であることは、非効率かもしれないですが、豊かさになって、いろんなところにつながっていくと思いますし、SDGsで言われている誰ひとり取り残さない社会というのは、これからの世界が目指していく目標であり、複雑さを豊かさにどのようにつなげていくかということで、大きなテーマです。複雑さを豊かさへといったテーマに真摯の精神で取り組んでいく、それが神戸だということですね。

登壇者紹介

パネラー

神戸ソーシャルビジネスマーク認証選考委員 能島さん
企業退職後に、NPO法人を立ち上げ、青少年を対象としたキャンプ等の野外活動、学習支援活動、海外ワークキャンプ事業、不登校支援事業、キャリア教育事業等を展開。NPOとしての事業継続・拡大展開をしていく中で、今でいうソーシャルビジネスの実践をしてきた経験から、社会起業家の登竜門とも言われる、社会起業プランのコンペ「edge」の立ち上げなどにも関わっている。

特例認定特定非営利活動法人まなびと代表 中山さん
子どもの居場所、学習支援、学童保育などの事業、地域に住む外国人の居場所づくりとして日本語教室などに取組む、特例認定特定非営利活動法人まなびとを立ち上げ、代表として運営を行う。(1WEEKトライアル、ステップアップチャレンジに団体として参加)

ブリッジメンバー 西岡さん
生活財メーカーでエンジニアとして商品資材の開発や、チーム内の人材育成、新卒者のリクルーティング業務などに従事。2019年より本業とは別に仕事を持つ母と子どもを支える活動こ・ねくすとを始動。(ステップアップチャレンジFMわぃわぃチームリーダー)

モデレーター

認定NPO法人サービスグラント 嵯峨

1998年より、日本総合研究所の研究員として、官公庁・民間企業とともにIT活用、決済事業、地域づくり・NPO等に関する調査研究業務に従事。2001年、渋谷を拠点とする地域通貨「アースデイマネー」を共同で設立し、2003年から代表理事。2005年、サービスグラントの活動を開始し、2009年にNPO法人化、代表理事に就任。